Home | Arrive



2013. 03. 13

HELLER'S CAFE - 910's Two Pocket Royal Blue 1000 Mile Shirts By Cones Boss /OR



HELLER'S CAFE【ヘラーズカフェ】より、インディゴキャリコ(WABASH)を使用した2Pワークシャツが入荷です!!
19世紀から存在したインディゴ染めの生地にブロックプリンターで柄を抜く抜染プリントの技法は、キャラコプリンターと呼ばれ、ワークシャツや女性のハウスブラウス、ハンカチ、ストールなどに使用されていました。




小振りな丸襟にフロントに小さめのポケット(左胸にはペン差し付き)、プルオーバーを開いたような仕様の前立ての下にユニオンチケット、さらにガゼット・背中のヨーク部中心には当て布など、ワークシャツとドレスシャツのデザインが混在した仕様です。
ちなみに「UNON」とはアメリカの労働組合のことで、「UNON MADE」はその組合員が作った製品であることを示していたようです。

元ネタは、19世紀終わりにはワークウェアを製造しているC.B. Cones' Son社の「Cones Boss」ブランドのワークシャツ。
当時はチンストラップやトリプルステッチ・マチ・カンドメなどのワークウェアの意匠はまだほとんどなく、ドレスシャツに近いディテールがみられますが、ワークウェアを用途別に提案し始める時代のため、ユニークな意匠がみられる時代でもあります。
シュタイフェル社のインディゴキャリコ(WABASH)を使用したシャツなどはその一例です。
ポルカドットのそのドットは当時の歪な円形を忠実に再現しています。「1000 Mile Shirts」とは「それだけの耐久性がある」という意味だそうです。


→On-Line Shop

<<LAST POST

>>NEXT POST